拝啓 伊藤あさひ様

ずっと、あさひくんを推しだと言っていいのか迷ってました。


なんて書き出しだ。でも、ずっと思ってた。



三次元の人を、自分の推しだと、自担だと呼ぶ時、きっと人それぞれに定義があると思ってるし、それの可否は他人が判断していいものではないと思ってるんですけど。


舞台界隈に今よりも、個人比で、足を運んでいた時、推しは誰ですか?って聞かれたときに、名前を思い浮かべる人がいました。でも、ふと、私全通できるほど強いオタクじゃないし、チェキ撮ったこと無いし接触もハイタッチとかお渡し会とかそれくらいにしか参加したこと無い弱々オタクだし…と思い始めたあたりから、推しってそもそも何?って思うことがずっと続いてて。


先日、2020年1月19日に、伊藤あさひくんのファンイベントに行きました。その日は、あさひくんのめでたい、とってもめでたい、20歳の誕生日当日でした。


とても暖かいイベントだった。2018年の11月にあった、第一回目のファンイベでも思ったけど、あさひくんのイベントってなんだかとっても暖かいんですよ。司会の方も、客席も、そしてもちろん主役のあさひくんも、優しくて暖かいの。


ファンが抽選で壇上あげられて、胸キュンシーンの相手役やるみたいな、これ一歩間違ったら会場の空気張り詰めるやつでは???って、正直初めてのイベントのときにコーナー名と説明発表された時は思ったのに、前回も今回も、めちゃくちゃ楽しくて。緊張されながら壇上に上がる当選した方に、客席から口々に頑張れ〜〜〜!って声が飛ぶんですよ。すごい世界だなって思ってしまった。もしかしたら、もやもやした気持ちを抱えた人もいたかもしれないけど、私は今回も楽しんだし、面白かったし、あさひくんのほんとにあなた20歳???って感じの、ちょっと古い言い回しに爆笑しました。「恋のジェットコースターに一緒に乗ろう」ってなに?恋のスピードメーターも振り切れたもんね……前回はちょこっと照れも入ってるとこあったのに、めちゃくちゃ堂々としてたね、成長を感じながらちょっと涙出たよ、笑いすぎて。



客席にむかって、ちょっと眩しそうに、そして遠くまでちゃんと見ようと目を細めながら、手を振るあさひくんの優しい表情も、握手したときの冷たくて細くて、私なんかが握っていいのかと思うくらい繊細ででもちゃんと男の子な大きい手も、かけた言葉を頷きながら聞いて、はがされかけながら移動する私の目を最後まで見て言葉をかけてくれたことも、全部全部、宝物みたいな時間でした。


あさひくん、あさひくんの大切な20歳のお誕生日を直接イベントで祝わせてくれたこと、その機会をくれたこと、いつもブログで真摯なメッセージをファンにくれる、あさひくんの優しさって、暖かくてふわふわしてて本当に好きだなって思いました。


あさひくんは、イベントの中で、「ファンの皆さんのために生きることが僕の原動力」みたいなことを言ったよね。前回のイベントでピアノを弾いたときも、今回のイベントで歌を歌ってくれたあとも、「伊藤あさひも頑張ってたなって思って皆がちょっとでも明日から頑張れるように」「明日をちょっとでも元気に頑張ろうって思ってくれるように」ってことを真っ直ぐな目で伝えてくれましたよね。

あさひくんは、自分のこと口下手でマイペースって言うけど、私はあさひくんのゆっくり、言葉を選んで自分でも噛み締めながら、それでもまっすぐ前を向いて真摯に向き合って私達ファンに伝えようとしてくれるその姿が本当に、優しさの塊だなって思ってて。

あさひくんにおめでとうって、ありがとうって伝えるためにイベントに行ったのに、逆にたくさんのありがとうと、暖かい思い出をたくさん貰ってしまったなあと思った1日でした。


1部では、ひまわりの約束を歌ってくれましたね。
オレンジ色の照明に照らされて、たまに客席を見ながら、上の方を見ながら、手元を見ながら、緊張してたのかなあでも気持ちよさそうに楽しそうに歌う姿を見て、胸がいっぱいでした。「これからも応援してねって約束がしたかった」そう話すあさひくんは、等身大の20歳の男の子で、とても可愛くて、絶対これからも応援しようって思いました。
 

 「いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて」


このあたりが、あさひくんがファンのみんなのことを思って選んだって言ってたとこと重なるのかなあって勝手に考えてしまったけど、逆に私があさひくんに思うことでもあるんだよなあ。ずっとその、ふにゃって笑う可愛い笑顔でいて、世界一幸せになってほしいです。



 「ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを」


この部分も、あさひくんのいつでも、応援してくれるファンの皆にって、時にあ〜めちゃくちゃなんか特別に、ファンのみんなだけにって思いを向けてくれるなってこっちが勝手に思っちゃうようなあさひくんの素敵な優しさと愛って、温かさがあるよなって。あさひくんにぴったりな曲だなって勝手に思ってしまって。





「遠くでともる未来」
「旅立ちの日 手を振る時 笑顔でいられるように」


2番ででくるこのあたりの歌詞を聞きながら、わたしはあさひくんが、もうブログのコメント返しなんてやってる暇ないくらい、ファンイベントにありがたいことに毎回当選させてもらえて、最後は握手でお見送りしてもらえてなんて機会が作れなくなるくらい、直筆宛名付きのサインの特典なんてもらえなるくらい、もっともっとおっきな仕事たくさん貰って、ネクストブレイク俳優の部門も上位にはいちゃって、いつかドラマや映画に引っ張りだこになって、主演なんてする日も来ちゃって、「ああ、遠くなったなあ、おっきくなったなあ、有名になったね、あさひくん」っていうくらい、端的に言うと、売れてほしいんですよ。それだけの、演技力も実力も十分にあると、盲目かもしれない、でも思ってるから。

そんな日が来ても、笑顔でおめでとうって言えるファンでいたい。まあ、今でも茶の間に近い人間が何言ってるんだって話かもしれないけど。あさひくんの進みたい方向に、全力で進んでいって欲しい。そのために、ほんと、何が出来るかなあってふと思ってしまうよね。


ずっと応援してくれる?って、あさひくん書いてたけど、こんな素敵なイベントを、きっとスタッフさんたちと一生懸命打ち合わせして作ってくれて、思いをたくさん言葉にして伝えてくれて、応援しない人間が居ると思いますか?一生推し続けたいです。



2部で、歌った曲は、「氷の世界」だったね。


わたし、FLTは札幌しか行けなくて。札幌に行く飛行機も、雪で引き返す一歩手前で。雪の中会場まで走って。赤のペンライト振りながら、あの日聞いた氷の世界、ちょこっと声震えてるとこもあって。ブログで、「裏返りそうになるその声の」の部分、裏返らないようにしなきゃ!って、書いてたね。すごく思いこもってて、思わず泣いしまいそうになったのを、今でも覚えてるんだけど。

その日のことを、聞きながら思い返していました。フルで聞けるとも思ってなくて。あさひくんが、いまでも夜野魁利くんのことを大切に思ってくれてること、めちゃくちゃに嬉しいです。


夜野魁利くんがいたから、魁利くんをあさひくんが大切に演じてくれたから、わたしはルパパトが好きになったし、あさひくんのことを好きになったし、週末は毎週Gロッソ!みたいな楽しい冬をすごせたんだよなあって。それくらい、私にとって夜野魁利くんってめちゃくちゃに好きの塊なキャラクターで。でもたぶん、あさひくんが。あの時18歳だったあさひくんが演じてくれたからこそ、より好きになったんだなあとめちゃくちゃに思います。
余談ですが、ほんとに伊藤“あさひ”演じる“夜”野魁利と、結木滉“星”演じる“朝”加圭一郎って、できすぎてて笑っちゃうね。



あさひくんが、ブログに書いてくれる言葉がとても好きだなって思うんです。特に、イベント翌日の昨日アップされたブログ。昨日読んで泣きました。



あさひくんのファンが暖かいと、そう言ってくださる方が居るんだとしたら、あさひくんもそう思ってくれているんだとしたら、その要因って間違いなく、あさひくん自身がものすごく暖かい優しさを持っていて、ファンである私達にきちんと向き合って、その優しさを伝えてくれるからなんだよって。



あさひくんが優しいから。そうやって、会員限定のブログやら何やらで、一方通行じゃなくちゃんと思いを返してくれるから、ファンであるこっち側も、そういられるんだと思うよ。



何かだんだん何を書いてるんだかわかんなくなってきたけど、めちゃくちゃに、素敵なイベントに参加させてもらって、暖かい優しい言葉もたくさん貰って、やっと胸張って、推しって言ってもいいかなって。


私の中での推しの定義って、やっぱりまだよくわかんないけど、昨日ブログを読んで何の迷いもなく、自慢の推しだなあ、伊藤あさひくんって呟いてたので、そういうことかなって。


好きがたくさんある人間だから、DDみたくなってるとこあるけど、あさひくんの幸せと成功を、ちっぽけな応援しか出来てないかもしれないけど、でも、全力でこれからも祈らせて下さい。


あさひくん、改めて20歳のお誕生日おめでとう。
あさひくんの20歳の1年が、これから先の未来が輝かしいものでありますように。あなたのふわふわとした優しさがとってもとっても大好きです。